自動販売機は重量もあるために簡単には動かせない存在ですが、
それでも屋外に設置するという条件の、何が起こって自動販売機が転倒したりするか分かりません。
そのため屋外に設置する際には石で作られた土台を用いて固定させる手法。
この石の土台が自動販売機において石板と呼ばれるものです。
石だけでは強度としては弱く簡単に砕かれてしまいます。
なので石板は石をベースにそこに簡単に壊れないように鉄筋等も用いて強度を上げます。そしてもちろんそのまま土台にしても何も意味がないので固定されるように工事を行い据付をします。
但しこの石板は時間経過と共に雨や砂、土などにより劣化して黒ずんできます。
そのため一度使用した石板は、その自動販売機が撤去された場合は専門の業者へ依頼して廃棄してもらいます。
この時発生する廃棄量は167トン(2022年)。
この廃棄処理分を減らすべく再利用を致します。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
親会社である株式会社ユカ独自開発機であるドリーム機の設置及びアフターメンテナンスを行っています。
設置や機械交換時に、転倒防止措置のため足下に置かれる石板。
その石板を再利用して、産業廃棄物の減少と新製品の製造、運送などの消費軽減、更には再塗装による美化対策などに繋げています。
2024年は、2022年対比で廃棄量 約55.8tの削減を行います。
廃棄枚数
225枚/月間
2,700枚/年間
廃棄量
(62㎏/枚)
13.95t/月間
167.4t/年間
廃棄枚数
200枚/月間
2,400枚/年間
廃棄量
(62㎏/枚)
12.4t/月間
148.8t/年間
廃棄枚数
150枚/月間
1,800枚/年間
廃棄量
(62㎏/枚)
9.3t/月間
111.6t/年間